矯正歯科

矯正歯科

矯正担当歯科医が、患者様のお悩みやご要望を伺い、美しい歯並びの実現に向けて治療を行います。矯正治療は患者様との共同作業で、矯正歯科医の専門の技術と患者様の高い意欲が必要です。治療プログラムに沿って共に取り組み、美しい歯を目指していきましょう。矯正歯科治療は、公的健康保険適用外の自費(自由)診療です。

●治療の進め方

  • 相談

    現状の歯を診ながら治療内容をご説明します。患者様のご相談、疑問点などにじっくりとお話しを伺います。

  • 検査

    レントゲン、口腔内写真、顔面写真などから歯並びの状態を詳しく検査します。

  • 診断

    検査結果を検討し、患者様に寄り添った治療計画をご提案します。治療内容、装置の種類、期間、料金などをきめ細かく説明し、患者様のご理解とご了承を得た上で治療を始めます。

  • 一期治療

    小学校低学年から治療を開始することが多いです。治療期間約2〜3年(人により治療期間は異なります)。1〜3カ月に一度の来院で治療をしていきます。

  • 二期治療

    すべて永久歯に生え変わる中学生くらいから二期治療に移行。中学生以上のお子様や成人の方の治療で一期治療は行いません。治療期間約1〜3年(人により治療期間は異なります)。1カ月に一度の来院で治療をしていきます。目立ちにくい装置を使用しています。

  • 歯を止める装置を装着

    矯正装置をはずし、きれいになった歯並びを維持する装置を装着します。人により期間は異なります。成人は長期間必要です。

  • 終了

    歯が安定した時点で治療は終了します。

料金表

●乳歯がある頃から開始する場合

検査代 55,000円(消費税込)
一期治療費〈分割可〉 440,000円(消費税込)
二期治療費〈分割可〉 440,000円(消費税込)
保定
(歯ならびと保定装置の点検などを行います)
ご来院毎に観察料 3,300円(消費税込)が必要となります。

●永久歯交換後、成人から開始する場合

検査代 55,000円(消費税込)
治療費〈分割可〉 715,000円(消費税込)~880,000円(消費税込)
保定
(歯ならびと保定装置の点検などを行います)
ご来院毎に観察料 3,300円(消費税込)が必要となります。

治療に伴う一般的なリスクや副作用

  1. 矯正歯科装置を付けた後や治療後しばらくは違和感、不快感、痛みなどが生じることがありますが、 一般的には数日間~1 、2 週間で慣れてきます。
  2. 歯の動き方には個人差があり、予想された治療期間が延長する可能性があります。
  3. 矯正歯科装置の使用状況、顎間ゴムの使用状況、定期的な通院など、矯正歯科治療には患者さんの協力が必要であり、それらが治療結果や治療期間に影響します。
  4. 治療中は矯正歯科装置が歯の表面に付いているため食物が溜りやすく、また歯が磨きにくくなるため、むし歯や歯周病が生じるリスクが高まります。したがってハミガキを適切に行い、お口の中を常に清潔に保つことが大切です。 また、歯が動くと隠れていたむし歯があることが判明することもあります。
  5. 歯を動かすことにより歯根が吸収して短くなることや歯肉がやせて下がることがあります。
  6. ごくまれに歯が骨と癒着していて歯が動かないことがあります。
  7. ごくまれに歯を動かすことで神経が障害を受けて壊死することがあります。
  8. 矯正歯科装置などにより金属等のアレルギー症状が出ることがあります。
  9. 治療中に顎関節の痛み、音が鳴る、口が開けにくいなどの症状が生じることがあります。
  10. 治療の経過によっては当初予定していた治療計画を変更する可能性があります。
  11. 歯の形の修正や咬み合わせの微調整を行う可能性があります。
  12. 矯正歯科装置を誤飲する可能性があります。
  13. 矯正歯科装置を外す際にエナメル質に微小な亀裂が入る可能性や、かぶせ物(補綴物)の一部が破損する可能性があります。
  14. 動的治療が終了し装置が外れた後に現在の咬み合わせに合った状態のかぶせ物(補綴物)やむし歯の治療(修復物)などをやりなおす必要性が生じる可能性があります。
  15. 動的治療が終了し装置が外れた後に保定装置を指示通り使用しないと、歯並びや、咬み合せの「後戻り」が生じる可能性があります。
  16. あごの成長発育により咬み合せや歯並びが変化する可能性があります。
  17. 治療後に親知らずの影響で歯並びや咬み合せに変化が生じる可能性があります。また、加齢や歯周病などにより歯並びや咬み合せが変化することがあります。
  18. 矯正歯科治療は一度始めると元の状態に戻すことは難しくなります。

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