プロフィール

院長 土井 健義 プロフィール

土井 健義(矯正歯科担当)

略歴

歯学博士
日本矯正歯科学会認定医
広島大学歯科矯正学講座出身

所属

日本矯正歯科学会

趣味

サイクリング、ソフトボール

世羅町での小学生時代

私、院長の土井健義(どいたけよし)は、小学3年生の1学期まで広島県世羅郡世羅町に住んでいました。
田園風景が広がり、初夏には蛍がたくさん飛ぶ自然豊かな町です。小学校時代の最大の思い出は、入学式の前に水疱瘡になって式に参加できず、寂しい思いをしたことです。今となっては些細なことですが、あの頃の私にとって入学式は一大イベントであり、本当に残念でした。放課後は野球に明け暮れ、広島東洋カープの高橋慶彦選手に憧れていて、漠然と「野球選手になれたらいいなあと思っていました。夏は小学校の50mプールで、ひたすら泳いでいました。

小学2年生から矯正治療を開始。三原市まで通い、床装置を使っていたこと、遠かったことをよく覚えています。これが矯正歯科医になる原点だったかもしれません。

広島市佐伯区五日市に転校

小学3年生の2学期に、広島市佐伯区五日市に引っ越しました。転校して最初の体育の授業が、プールで何m泳げるかというものでした。泳ぎは得意だったので授業中ずっと泳いでいると「泳げる転校生として注目され、クラスになじむことができました。五日市でも放課後は野球をやっていましたが、小学5年生ぐらいにサッカー漫画「キャプテン翼」が人気となり、朝早く登校して友達とサッカーをするようになりました。

小学6年生から歯を抜く本格的な矯正治療が始まり、健康な永久歯を抜くのは大変なのか、かなり引っ張られている感じがしました。装置を装着し、初めてワイヤーをつけた日から3日ぐらい痛かったです。当初は銀色装置をつけて学校へ行くのが嫌でしたが、登校後は気にならなくなりました。大変だったのは歯磨きと診療日の待ち時間です。ワイヤーと装置の間に食べ物が詰まり汚れやすいので、毛先の方向を変えて時間をかけて磨かないといけませんでした。また、通院していた歯科医院が予約制ではなかったので、毎回1〜2時間待っていました。当時は子どもが多いのに矯正歯科は少なく、仕方のないことでした。

中学時代

学生になってテニスを始めました。今でこそテニスをする子どもは増えましたが、当時、周りでやっている子はほとんどいませんでした。大会でダブルスの参加者が3ペアということもありました。
矯正は中学2年生で治療が終了し、装置をはずしました。「装置がない歯はこんなに白いんだと感じました。

高校時代

高校は山の上にあり、自転車で通学しました。当時、NHKの朝ドラが始まる午前8時15分に家を出発し、午前8時30分までには正門を通過。時間に余裕がある時は坂の途中で自転車を押していましたが、いつもギリギリになり必死でペダルをこぎました。今のように電動アシスト自転車があれば楽に通学できて時間的にゆとりもでき、もっと勉強に励めたのではないかと思います。

クラブは中学から始めたテニスです。高校3年生の時にはソフトボール大会に向け、毎日昼休憩に練習をしていました。高2、高3と同じクラスだったので、みんな仲が良かったです。
F1でホンダが強い時代で、テレビ中継を録画して見るなど夢中になり、F1ライバーに憧れた時期もありますが、矯正歯科で患者様に負担の少ない治療をしたいという思いが強く、歯学部進学を決めました。

大学時代

大学でもテニス部に入部。ゆるい部活だろうと考えていましたが、体育会系の厳しいクラブでした。1年の頃は主に球拾いで、日が暮れてボールが見えるか見えないかぐらいの時間にやっと練習をさせてもらえます。しかし先輩からアドバイスを受け、一緒に練習したおかげで、かなり上達したと自負しています。

5年生の秋からは国家試験の勉強が大変になりましたが、テニスをしていたことで体力に自信がつき、辛い時も気合いでなんとか乗り越えられました。

大学院時代

大学卒業後は大学院に進学。診療も研究も初めてでわからないことばかりでしたが、毎日が新鮮で楽しかったです。研究で夜遅くなる時も、体力と気合いで乗り切りました。教授、指導教官、そして同じ研究グループの先生方のおかげで2004年にハワイで行われたIADRで、Hatton Awards Competitionの候補者として学会で発表できたことは良い思い出になりました。

開業

地元・五日市で矯正歯科と小児歯科を専門とする歯科医院を開業しました。私が矯正歯科を、副院長が小児歯科を担当しています。小さい頃から定期的に通院していただくことで虫歯になりにくく、万一虫歯になっても早期治療ができる環境を整えています。また、歯やあごの成長に悪影響を及ぼす因子を排除することで、健全な発育につながります。小児歯科に通院する患者様に矯正開始のタイミングをお知らせすることで、なるべく歯を抜かないで治療ができるようになります。

私が矯正治療を受けた経験を生かし、なるべく痛みを和らげ、目立ちにくい装置を使用するよう心がけています。また、予約制にして待ち時間を短縮。お子様の治療時には保護者も一緒に診療室に入り、何でも質問していただけるよう診療スペースを広くしています。

患者様の中には、当院が小児歯科と併設なので矯正も子どもだけと思われる方もいますが、成人の矯正治療も行なっているので気軽にご来院ください。

趣味

1番長く続けたのはテニスで、たくさんの出会いや思い出があります。膝を痛めたこと、パワフルなショットについていけなくなったことなどの理由で引退。ゴルフやフットサルにも挑戦しました。今はサイクリングが趣味です。歯科医師会の自転車部に所属し、景色の良いしまなみ海道や山道を走ると気分爽快です。また、歯科医師会のソフトボールチームにも所属しています。守備はなかなか上手くなりませんが、体を鍛え、打ち方を教えてもらったおかげでバッティングは上達したと思います。

副院長 土井 貴子 プロフィール

土井 貴子(小児歯科担当)

略歴

日本小児歯科学会専門医
広島大学小児歯科学講座出身

所属

日本小児歯科学会

趣味

テニス、ピアノ、茶道

「小児歯科医は天職!」これが私のモットーです。

小児歯科医を目指そうと決めたのは大学の卒業間近の頃でした。当初は泣いたり大暴れの子供さんを前に戸惑うことも多く「私には向いていないのかも・・・」と悩んだ時期もありました。でも、大人だって歯医者に行けば緊張します。子供達にとってはなおさらのことでしょう。いつのまにか「泣いても暴れてもいいよ。でも、なにか一つがんばって帰ろう!」そんな言葉が口癖になっていました。その頃から「私には小児歯科医という仕事以外考えられない!」という強い意志を持って診療に携わってきました。

診療台に上がれなかった子が一人で座れた!お口を開けられなかった子がほんの少しお口の中を見せてくれた!そんな風に子供達が一歩一歩成長していく姿を大切に見守りながら治療を進めていきたいと考えております。

でも、やっぱり・・・虫歯はつくらないのが一番です。しかし、残念ながら私達歯科医が患者様のお口の状態を毎日見ることはできません。お子様のお口の健康を保つためには保護者の協力がかかせません。

歯磨き習慣や食生活は虫歯の有無を左右する大きな要因となります。保護者の方がお子様のお口の中に関心を持っていただくことにより、お口の中の変化を早期に発見することができます。そのため、当院では基本的に保護者の方にも一緒に入室していただき、歯磨きおよび食生活指導などに参加していただくようにしております。

「私達スタッフと保護者の方との連携によりお子様のお口の健康を守っていく」これが私達の理念です。ですから、おうちでなにか気になることがあればどんな小さなことでもご遠慮なくご相談下さい。

保護者の方と共にお子様のお口の健康を守ります

歯の治療は大人でも緊張します。心の中では、泣いて逃げ出したくなる気分かもしれません。お子様にとってはなおさらのことでしょう。当院に治療に来たお子様が、初めは診察台に上がれなかったのに一人で座れた瞬間。お口をあけることを嫌がっていた子が少しお口の中を診せてくれた時。小児歯科では、そんなお子様が一歩一歩成長する様子を大切に見守りながら、治療を進めていきたいと考えています。

日本小児歯科学会専門医は、厚生労働省の認可を受けた、高度な小児歯科に関する専門的知識並びに治療技術を有する歯科医師です。

専門医の資格は、5年以上日本小児歯科学会に属し、学会が認めた大学の付属病院などの医療機関において5年以上にわたり相当の臨床経験を有し、小児歯科臨床に関する報告を発表し、試験に合格した者に与えられます。
試験では筆記試験と小児歯科に関する症例の定時と詰問審査が厳正に行われます。資格取得後も、専門医としての高い臨床レベルを維持するために、更新は5年ごとに行われ、学術大会への出席や発表、および学術誌における報告を行うことが義務となっています。

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